こちらの現場。下見に伺う前に、御夫婦で口を揃えて言うことには「置きたい場所はイメージできるんだけど・・・そこに置けないような気がする・・・・・・」。
行ってみると、確かに置きたい場所は、間取りからしてベストの場所でした。そして心配もおっしゃる通り。部屋の角ですが、その左右に窓と掃き出しがあり、ストーブの後ろ側の壁には、それぞれ雨戸の戸袋が付いていました。
家の内外交互に見つけると、南側は掃き出しでしたが、東側は窓の下に40cmほど「壁」がありました。これは幸いです。
ストーブの排気口は大体20cm余ここから直接外に抜き、外部で排気管を立ち上げ・・・・が通常ですが。立ち上げてもそれを留める金具が戸袋でつけられないことと、雨戸の正面が玄関アプローチにあたり、人間に向かって排気を出すことになるので、左の中庭方面に斜めに振って2階ベランダの柱に金具で固定する排気設計としました。薪ストーブでは出来ない排気経路です。
こうした意味でも、ペレットストーブの方が、設置自由度が高く、リーズナブルに使用することができます。
エコティーPS302は、天板が広く使え、大きな鍋が使えるのが最大の利点ですが、こちらでもそこが気に入っての採用。きっと料理に、お茶に活躍してくれていることでしょう。