当社で販売している薪は、2回夏を越したものを販売しています。つまりこの薪が販売されるのは、早くて2019年の冬からです。
伐採ー原木搬出ー玉切りー薪割りー棚入れー乾燥 と大変手間も時間もかかる薪。一年足らずの乾燥で販売されている業者さんも居るようです。お近くで薪を買う場合、乾燥期間を確認したほうが良いでしょう。一年では、ナラ・ケヤキ・樫などの堅木は乾燥しません。水分の多い薪を燃やすことは、水の気化熱により熱量を奪ってしまうので、「暖かくない」「ガラスが煤ける」「煙突が詰まる」と良いことはありません。値段だけで決めない方が良いです。ちょっとくらい安くても、その分熱量が減する燃料ならかえって「高い」からです。
樹種は、コナラ7割、ケヤキ2割、山桜その他 と樹種は選べないアラカルトですが、薪ストーブの燃料として極上の木々たちです。
屋根付きの収納スペースに限りがあるため、メッシュコンテナに屋根をかけて収納してます。今年の冬に売る分が捌けたら、屋根付きに移動してます。この状態で少々雨がかかっても、翌年は屋根下で完全乾燥させるので問題はありません。かえってメッシュボックスのほうが風通し、日当たりが良いので、一年目はこうした状態にしたほうが品質があがります。
木なら何でも燃やせるのが、薪ストーブですが、燃やして綺麗暖かい燃料はどれなのか。違いのわかるユーザー様に選んでいただきたい当社の薪です。大雑把ですが、ストーブの容積に合わせて、30cm・40cm・45cmクラスと3分けて販売しています。販売の最低ロッドは0.5立米です。近隣市町村までは配達対応可能です(こちらは1立米単位)。