薪ストーブは、煙突の性能と取り回しが本体よりも重要です。
ペレットストーブは電気ファンにて強制的に燃焼させますので、点火数分で完全燃焼になることもあり、屋根の上まで煙突を伸ばす必要なありません。
それでも、点火時1-2分は燻り煙が出ますし、完全に燃えていて目視できなくても、微細な煤が排気に含まれております。
後付け設置で下見訪問して、一番に頭を使うことは、筋交いや間柱・柱など家の構造体を傷つけない位置に抜く配管設計を考えること。
そして次が、排気がこもって壁を汚したり、物干しや、窓、人間に悪影響を与えない位置であるか?です。
つまりコの字に囲まれた中庭面に排気が出る。テラスや下屋が被っている。前方に壁や立木など可燃物や障害物がある・・・・・。
こちらは、テラスの外側に排気を逃がしたケース
ただ外に排出すれば良いのではありません。
こちら和風の作りで、軒が深い。これも軒の外側まで伸ばします。
こちらも長い軒と、隣にはサンルームがあり。実は室内で3箇所曲がりをつけてます。
生活上のネガがでないような排気管設計を心がけております。