ペレットストーブって薪ストーブに比べてどうなのよ?
よく聞かれることです。
薪ストーブ燃焼室に数キロ入りますから、それに一斉に火が回れば、その火力はペレットストーブの比ではありません。だってペレットストーブの燃焼部分には100gも入らないのですから。
でも薪はその形状から、完璧に熱量を取り出すことが難しいのです。常に一定程度以上の温度を維持しなければ、すぐに効率が落ちます。また人が燃料を補充せねば、消えてしまいます。
ペレットストーブは、そのつぶ状の形状から、一次燃焼のみで完璧に燃やすことができます。燃料補給も自動で一定なので、冷めずに連続運転が可能。また排気に出るまでの熱交換が薪ストーブより優れているので、暖房効率も良いんですね。
ですので、薪ストーブ並の、否それ以上のペレットストーブを作ることはある意味簡単なんです。
燃焼部を広げて、同時に燃える燃料を増やせば良いのです。
今回の設置場所は、旧栗山村(現日光市)でして、雪も積ります。最低気温は連日マイナス10度以下、真冬日も珍しくありません。それで薪ストーブを凌駕するペレットストーブを提案させていただきました。
米国ハーマン社製 P-68型 です。
通常日本で手に入る最大パワーのペレットストーブです。
先に書いたように、このパワーって燃料を多く燃やすことで得ています。
気になる燃料費は・・・・・。
一般的なペレットの頒価キロ60円で計算すると弱燃焼で1時間50円。最大燃焼で1時間200円となります。
同じことを薪ストーブでやったら・・・・・私はペレットストーブの方が安い、と思いますけどね