最初メールを頂いた時は、何かの間違いでは??と思ったのだけど。
現場に行くと、確かに3階建てのマンションの屋上には何本もの煙突が林立していた!!!!(*_*)
室内に入ると、鎮座していたのは「メトスカミン」という半開放型のストーブだった。
フラスコ状の形態で、扉はなく、火の粉防止にメッシュのカバーが付いている。
室内でありながら野外の焚火のように炎が楽しめる形状だ。
しかし25年くらい前だったか廃番になっており、現在では売られていない。
このミッションの最大の難関は、
① 3階まで階段を薪ストーブを担ぎ上げなければならない
ことがほとんどだと最初は思っていた。煙突が200mmで、現状一般的な150mmのストーブを接続するのはアダプターをオーダーメイドで作るしかない。しかし時間はかかってもそれは大きな問題ではない。
実際訪問して最初にアダプターのサイズが問題ないことを確認して、3人で2輪の台車で大汗かいて持ち上げた時に、これでほぼ終了と思ったのだけど・・・・・・
最後に落とし穴が待っていた。
メトスカミンが搬出できない(ドア枠より多きい!!)ことが判明した。
家主さんが言うには「そういえば他の部屋でも撤去する際窓から降ろした」って言ってました。
重量的に出来ない重さでなかったけれど、ロープは買いに行かねばならないし・・・・・・。
ちょっと待て、ここ投入口少し広げれば、ドア枠を回り込んで抜けられるんじゃない。
もう知恵の輪状態だ。
で、それが成功してなんとか搬出に成功したのだ。
代りに炉台に納まったのは、ヘルゴンE-30S
内壁もホワイトエナメルの鋳物材で覆われており、コスパが高いストーブだ。