単にストーブを設置するだけでなく、家族や使い勝手ふくめて家全体のデザインと造作(左官、タイル、石工事、外構)を任せていただきました。
チムニーも自然石を使っております。石英岩の乱尺貼りと言います。
炉台壁は、石英岩。床は御影石。壁の方は7cmのブロックが芯になっており、背後は通気層を持っております。側面も磨きの御影石を使いました。石で出来ているストーブですので、炉台周りはやっぱり石でしょう。それもストーブの高級感に合わせた上品な石が似合います。
家の方も、地元製材所工務店「大和木材」が「日光の家」というブランド展開をする日光材オンリーの住宅です。
煙突は、階段の上部というデッドスペースを活用。また多く開けられた開口部(ドアにより隔絶される空間は、水回りと寝室のみ、あとの部屋は皆通風空間としました)は風の通り、暖気の拡散だけでなく、家族のコミュニケーションをしやすくするためでもあります。
無垢材+珪藻土そして薪ストーブは、四季を通して最高の組み合わせ。風の通りを考えた間取りと共に、快適な住空間になりました。
石の質感、存在感に大いに喜んでいただきました。またストーブとしての性能にも、ビックリされてました。