入れ替えを検討中という、相談に来られたお客様でした。私はまだ5年じゃもったいない、直して使い続けてあげたほうがストーブも喜びますよ、と帰っていただいた。
しかし再度来訪された時には決意は固かった。二次燃焼部分を損傷しており、その修理代に20万円ほどかかるという。直してずっと使えれば、新品より安いが、その保証はない。この際メンテナンスや故障の少ないストーブに入れ替えよう、と。
ビフォア
オススメしたのが、ハーツストーン社のストーブ。中でもキャッスルトンは、ヘリテイジの弟分ながら、それに近い燃焼室容積を持ち、サイドドアはありませんが、暖房能力は兄貴分に迫る能力です。
入れ替えなの、大袈裟な工事は要りません。ただ通常互のストーブの全高が違うので、調整用のシングル煙突の交換だけで済ますが・・・・・。
なんとその煙突も同じもので納まってしまいました。
煙突口の位置によっては既存炉台に合わない場合もありますが。これもネガなく使えそうです。
入れ替え前のブランドは、日本で人気の高いストーブマーカーです。が・・・・・私はあまりオススメしておりません。使用法がマニュアックなのと、こうした故障や部品交換が非常に多いからです。毎年このブランドの修理や買い替え相談が複数寄せられております。こうした点にも気を配って、薪ストーブは選びましょう。