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施工事例

施工例

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ペレスターHPS110 設置

導入したいんだけど・・・・・大きな掃き出しサッシの外側にはサンルームがあって、排気を出す壁がないんだよ。

下見に行くと・・・確かに・・・・。サッシを受けている左の柱から135度に斜めに壁が3尺伸びて、折り返した壁にも掃き出しサッシがありました。斜めの壁部分に置きたい所ですが・・・。ここの外部は、サンルームの壁があって、鋭角的に狭まっており、排気を遠ざけないと排煙が籠るし、大体が、キッチンからの動線なので置くわけにいきません。

四方八方見渡して・・・・・排気経路がイメージできました。

左側のサッシ上部にある20cm程の壁から抜くことに。ストーブは掃き出し左側の柱を背負って置きます。壁なく柱ですが、ストーブ右裏面はサッシが存在するので壁と一緒です。こうすることで、ストーブ背面と斜め135度の壁との間に、三角形の隙間が生まれますから、排気管をこの隙間を使って立ち上げ天井下まで伸ばします。斜め壁の天井下入隅を伝わって、隣のサッシ上部の壁まで持っていき、45度のエルボを使って外部に抜く。軒も長いので、さらに90cm伸ばして、軒天の鼻隠し部分から排気管を吊る、という作戦。

実際付いてみると、長い(約4m)排気管煩わしさも最小限で、リビングからの視覚、暖房効率的にもベストになり、喜んでいただけました。

国産ペレットストーブは多くが、FF排気が基本です。FF排気管とは、二重になっている筒内の内部を排気が、外側が吸気が行き来します。こちらの現場では、排気管の延延長が長く、3箇所も曲がっていて抵抗が増えますので、吸気を室内空気を吸うように改造しております。

広い掃き出しの先のサンルームは、ワンちゃん3匹の部屋になっており、閉めきれないので冬は寒さを我慢してきたんだけど、これで良くなるなあ、とは主様の感想でした。

施工データ
設置機種:ペレスターHPS110
炉  台:
煙  突: