今回は、施主様があるメーカーの展示場でペレットストーブを見留めたのが「ご縁」でした。
メーカーから連絡が入り、現地調査に出かけると・・・・・・
立派なご自宅に、素晴らしい家具、調度品・・・・。
初見で・・・・・「違うな」と。
何が違うかというと・・・・・・。
まず広すぎるLDKは広大な吹き抜けで20坪位あり、ご指定のストーブでは「暖房能力不足」が一点。
そして何よりも、「インテリアとストーブデザインのミスマッチ」。
そして話し込むうちに、疑念が確信に変わっていくのですが「ライフスタイルと使い勝手のミスマッチ」
最初のきっかけになったメーカーさんには悪いのですが、別のメーカーのストーブを推薦いたしました。
メーカーへの義理は忘れてませんが・・・・何よりお客様が納得するストーブを使って欲しいので、最初に提案されたストーブと違うものになる、というのは私の場合多いです。
結果、部屋の雰囲気を損なわず、違和感なく納まったと喜んでいただきました。
日本では中々手に入らない「上級な楽器」をお取り扱いのお仕事らしく、リビングにはベルリン・フィルが使ったというハープなどが「何げに」置いてありました。
舶来品=高級 というのは誰でもイメージしますが。何処の国の家具、何処の国のラグ、デザインは・・・・・インテリアを見定め、住まう方の嗜好を把握するのも、仕事のひとつです。